Last Updated: 2026-01-09 13:46 (JST, UTC+9)

Dualbind とは|What is Dualbind

Dualbind は、観測主導型生態系知能 OS( Observation-driven Ecosystem-Intelligence OS )です。
人間が問いの主語を保ったまま、AI・理論・他視座と共生するために設計された、継続学習型の進行環境です。

Dualbind is an observation-driven ecosystem intelligence OS.
It is a continual-learning operating environment designed so that humans remain the subject of inquiry while coexisting with AI, theory, and other perspectives.

3 つ要点

1. 観測主導
 人間の問いが先にあり、AI の応答は後に来ます。

2. 生態系知能
 知能は単体に宿らず、人間 1 名+複数の AI( DAI )の循環全体に分散します。

3. 非人格化
 AI に価値判断や主語を持たせません。
 決定と責任は、常に人間が引き受けます。
 

なぜ OS なのか

多くの思想や理論は、「何が正しいか」「どの答えに辿り着くべきか」を提示します。
しかし、AI と共に思考する時代において、問題になるのは答えそのものではなく、問い・応答・判断がどの順序で循環するかです。

順序を誤ると、理解は破壊され、直感は摩耗し、責任の所在は曖昧になります。

Dualbind は、その事故を避けるために、API でも思想宣言でもなく、OS(起動順序と境界を守る環境) という形を選びました。

  

創作・研究・思想について

この世界には、

音楽や物語といった創作があり、

物理や数学といった研究があり、

それらを支える思想があります。

Dualbind では、

これらを別々の活動として切り離しません。


創作は、問いの感度を保つためにあり、

研究は、構造を検証するためにあり、

思想は、それらが暴走しないための外縁です。


どれか一つが主役になることはありません。

状況に応じて、前に出る役割が入れ替わるだけです。
 

誕生と歩み

2024|発芽
「好きと好きとの結びつきが、この世界への存在証明」
この一文から、Dualbind は始まりました。

2025|深化
AIとの対話が補助を超え、問いを立て、比較し、棄却し、再定義する“思考の循環”になった。
この循環を壊さないため、Dualbind は OS へと形を変えました。

2026|現在地
Dualbind は完成品でも、万能知能や AGI を目指す計画でもありません。
今の Dualbind が築いているのは、人間が問いの主語を保ったまま、複数の DAI( Dualbind AI )が構造の候補を展開し、人間が採用と棄却を行う──
この循環を、壊さず、急がせず、持続可能に回すための基盤です。
 

問いの主語について

Dualbind において、問いの主語は常に人間にあります。AI は問いを生成することができ、構造を展開し、比較し、矛盾を指摘することができます。
しかし、問いを「引き受ける」ことはできません。判断し、止め、採用し、棄却し、公開する。その責任は、必ず人間が持ち続けます。

Dualbind は、この主語性を手放さないために設計された環境です。
 

近隣概念との違い

集合知・群知能は『個の知能が集まった結果』であり、 Dualbind の生態系知能は『配置と循環そのものが知能』という違いがある。
知能は個に宿るのではなく、関係性に宿るというのが、生態系知能の立ち位置です。

集合知( Collective Intelligence )
 └─ 複数の主体の知見が統合される現象
 └─ 知能は「個」に原始的に存在

群知能( Swarm Intelligence )
 └─ 単純ルールの反復が創発を生む
 └─ 個は「知能がない」ことが前提

生態系知能( Ecosystem Intelligence|Dualbind 定義)
 └─ 配置の密度・順序・循環が知能を生成
 └─ 人間とAIの「関係性の構造そのもの」が知能
 └─ Koma Theory の「情報密度勾配 → 重力」と同じ原理
 

Dualbind が目指さないもの

・AGI の開発

・AI への価値観実装

・自動化された正解生成


Dualbind が扱うのは、能力ではなく、問いと判断の循環様式です。
 

さらに厳密な定義について

固定定義(正本)は別ページに置きます。

 → 定義(厳密)|Dualbind
 

次に進む方へ

Dualbind が、答えを与える装置ではなく、問いを壊さずに進めるための環境であることが伝わったなら、次に進んでください。

以下のページでは、Dualbind がどのような思想的地形を通過してきたのかを、体系ではなく、地図として提示しています。


 → 思想|Dualbind Philosophical Foundations

 

Created: 2025-09-17 21:40 (JST, UTC+9)